沿革
雙葉学園は、17世紀にフランスのニコラ・バレ神父によって創設された「幼きイエス会」という修道会を設立母体としています。
- 1872(明治 5)年メール・セン・マチルド他4名が、外国の修道女(シスター)として初めて来日し、横浜に孤児院・寄宿学校を開設しました。
- 1875(明治 8)年雙葉学園の前身となる女子の語学校「築地語学校」を築地明石町に設立しました。
- 1909(明治42)年築地明石町に「雙葉高等女学校」を開校しました。初代校長メール・セン・テレーズ。
- 1910(明治43)年現在の四谷の地に移転しました。
- 1945(昭和20)年空襲により全校舎が焼失し、翌年木造校舎が完成しました。
- 1947(昭和22)年新制度による「雙葉中学校」が、翌年「雙葉高等学校」が発足しました。
- 1952(昭和27)年本建築による鉄筋4階建ての校舎が完成しました。
- 2001(平成13)年地下1階 地上7階の現在の校舎と講堂が完成しました。
- 2009(平成21)年創立100周年を迎えました。
国内の姉妹校は、田園調布雙葉、横浜雙葉、静岡雙葉、福岡雙葉の4校です。
「幼きイエス会」は世界16ヶ国で活動を展開し、海外にも姉妹校があります。
教育方針
カトリックの精神に根ざした、一人ひとりを大切にする全人教育を行っています。真の知性を養い、自ら考え、自ら判断して行動し、その結果に責任を持つことのできる人間の育成を目指しています。
教育の特色
- きめ細かく丁寧な教育を行い、一人ひとりの個性と能力を伸ばしています。
- 宗教の授業や行事などを通して、すべての人を大切にする心と、他者とともに生きる力を育んでいます。
- 充実した外国語教育を行い、国際的な視野と感覚をもつ人材を育てます。
- クラブ活動や学校行事などによって、主体性を持ちながら皆と力を合わせて問題を解決していく力を養います。
- 行事や学習のさまざまな体験を通して、豊かな創造性や表現力を磨き、考えたことを実行する力をつけます。